ブートローダーだけをインストールしておき、カーネルはディスクレスサーバーから取得する方法 (ローカルメディアにカーネルを置くだけの容量がない場合) と、 ブートローダーとカーネルを両方ローカルメディアに置く方法の、どちらも可能です。
注意: この方法は、マシンをリセットまたは電源再投入した後、 最初にブートする際に、前回と同じメディアからブートする (ブートローダーのデフォルトの挙動) ことがないようにするため、ユーザーの操作が必要です。 以下の例は hp300 のものですが、プラットフォームによっては挙動が異なるでしょう。
>> NetBSD/hp300 Primary Boot, Revision 1.9 >> (scottr@polka, Fri Mar 13 18:11:29 CST 1998) >> HP 9000/340 SPU >> Enter "reset" to reset system. Boot: [[[rd0a:]netbsd][-s][-a][-d]] :- le0a:/netbsd [-s]ここで le0 は、ブートに使用するイーサネットカードの NetBSD でのデバイス名です。
これで、ブートローダーは序説で概説した手順を踏むようになります。 ブートローダーが rarp&bootparams を使うか bootp|dhcp&tftp を使うかは、プラットフォームにより異なります。これについては、 プラットフォームとデーモンの対応一覧表 に載っています。
rarp の設定に進む
bootpd の設定に進む
dhcpd の設定に進む
config root on (network-device, e.g. ln0) swap on (etc.)
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