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mule of NetBSD-1.5



densanの斉藤と言います。
muleをソースからコンパイルして、x-windowモードでの起動
に成功された方はいらっしゃいませんか。

NetBSD-1.4.3およびNetBSD-1.5でmuleをソースからコンパイルして、
動かすと、当方では以下のような問題がありました。

mule-2.3-19.34, Wnn4.2でmips-elfです。src/unexelf.cを使ってます。

問題点1  X11ライブラリをダイナミックリンクできない。

temacsからemacsをdumpにより生成する時、例えば、src/widget.cに

EmacsFrameClassRec emacsFrameClassRec = {
    { /* core fields */
    /* superclass       */  &widgetClassRec,
    /* class_name       */  "EmacsFrame",

のプログラムがありますが、widgetClassRecは、X11ライブラリをリンクします。
temacsのdataセクションにある、&widgetClassRecの値は0ですが、
emacsのdataセクションにある値は、ダイナミックリンク済みの値となり、
temacsを実行する時に &widgetClassRecの値が再度足し込まれるため、
core dumpします。

muleをコンパイルする時にX11ライブラリはスタテックにリンクすることは
明白なことでしょうか。

問題点2  NetBSD-1.5で上記の対策(X11ライブラリをstaticにリンクする)
          をしても動作しません。

emacsを実行すると

emacs in realloc(): warning: junk pointer, too high to make sense.
Fatal error (11).Segmentation fault (core dumped)

となります。そこで、NetBSD-1.4.3のlib/libc/stdlib/malloc.cを
リンクすると、起動します。
NetBSD-1.5のmalloc/reallocにバグがある話はありませんか?