Re: different memory on NEWS-5000X causes panic

[Takao Shinohara <shin@sm.sony.co.jp>]

MASUDA Hideo <h-masuda@ics.es.osaka-u.ac.jp> writes:
>   NEWS-5000 には、メモリスロットが8つあり、4枚セットで挿す
> ようになってます。
>   A bank に、64MB x4 を挿して、B bank に 16MB x4 を挿して
> 起動すると、ROM monitor 上では
> 
> Real memory size 0x14000000 (327680KB)
> Free memory size 0x13ff2038 (327624KB)
> 
> と、認識しますが、boot しようとすると、以下のように PANIC
> します。

NWS-5000(5000Xも含む)では、256MBを超えるメインメモリは物理アドレスが不連
続になっています。どういうことかと言うと、物理アドレスマップでは、

	0-256MB		メインメモリの先頭256MB
	256-512MB	I/O領域
	4GB-		メインメモリ(Max. 512MB)

となっています。

現在のMIPS用のNetBSDの実装は、kseg0で全部のメインメモリがアクセスできる
という前提で設計されているので、kseg0(物理アドレスの先頭512MB)に存在しな
いメモリはサポートしていません。

以上の理由で、NWS-5000では256MBを超えるサイズのメインメモリが存在すると
動作しないはずです。

篠原