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Re: cross-compile environment on non-NetBSD box
すでに番外編に突入してますがとりあえずまとめ.
今回のメモ,GNU toolchain が使える環境なら
どのホストでもだいたい適用できるでしょうということで.
# BeOS R4.5 for Intel でやろうとしたら egcs が i386-beos に
# 対応してないし.binutils は elf32-i386 でいけるんだがなー.
# GPL モノだからどこかにパッチが転がっているんであらうか.
In message ``Re: limits.h (was re: cross-compile environment on non-NetBSD box)''
Fri Jan 21 03:31:32 JST 2000,
you@nightbreak.org (Y. Takizawa) writes:
> で,sys-include 設定して egcs 作り直した上で
> /sbin/* と /bin/* のコンパイルもやってみました(メモも更新).
これだと肝心の /bin/sh (ash) が作れないんで
(HOST_LINK なコマンド生成がたくさんある)
/bin/ksh で代用することとしました(逃げ).
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ということで一通り作成できたので,メモリディスク作って
MINIROOTSIZE=8192 なカーネルにくっつけてみました.
ただし,さすがに Solaris2 上で vnd やら newfs やらはできないんで,
NetBSD/sparc 1.3.2 on SS IPX で行ないました.
# binutils の configure だけで数分かかる上に
# HDD 残りが 200 MB ほどしかないとゆう.
# これが滝沢の職場のメインマシンだったりする.
on NetBSD だけあってメモリディスク作成はさくさくいけるんですが,
mdsetimage はバイナリフォーマット依存ということで,
最近 pkg に追加された bfd-mdsetimage を使ってみました.
詳しい解説は開発者のお一人にお任せするとして,:-)
binutils の libbfd.a (と libiberty.a)だけ --target 指定して作成して
適当にリンクさせたら作れました.なにせ資源がないもんで….
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このメモリディスク付カーネルを iMac DV で(BOOTP で)ブートさせたら,
とりあえず /sbin/init は動いたらしく
``Enter pathname of shell or RETURN for sh:''が出力されたのですが,
(まだ)USB キーボードが使えないのでそれ見て終わりましたとさ(しくしく).
# serial console & NFS root が一番楽なんだがなー.
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Y. Takizawa (滝沢陽三)
you@nightbreak.org, takizawa@computer.org
``Don't feel as if the key to successful computing is only in your hands.''