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Re: NetBSD package policy
- Subject: Re: NetBSD package policy
- From: Osamu OISHI <oishi@ims.ac.jp>
- To: tech-pkg-ja@jp.netbsd.org
- Date: Thu, 06 May 1999 11:47:44 +0900
- Message-ID: <373102D0.7D71E4D5@ims.ac.jp>
- References: <199904300759.QAA12890@srapc342.sra.co.jp>
- Delivered-To: mailing list tech-pkg-ja@jp.netbsd.org
- Mailing-List: contact tech-pkg-ja-help@jp.netbsd.org; run by ezmlm-idx
大石@分子研です
Noriyuki Soda wrote:
>
> > このスレッドの最初に、例に上がったやつでTexの場合日本語と英語で
> > conflictしますが、日本語のパッケージ内のファイル名を全部変えてしまう
> > と動かなくなると思うんですが。
>
> そうでもないみたいです。某客先で使わせてもらっている設定では、
> コマンド名/ディレクトリ名に関する設定変更程度で、うまく共存できている
> ようです。(創夢さんが仕事で作成した環境なので、それなりに気合いを入れ
> て直しているのかもしれませんが。)
本当に同じディレクトリ内で共存させているとしたらすごいですね。
(ディレクトリを分ければ比較的簡単なんですが)
パッチの量が増えるとアプリケーションがバージョンアップした時に
手直ししなければならない部分が増えるので、
やはりこういった問題はアプリケーションレベルよりはシステムレベルで対処した方が
後々楽だと思うんですが。
(どちらが良いかというより、個人的な好みみたいなものもありますが、
ものによっては一ヶ月しないうちにバージョンアップするので
私はpkgsrc98のバージョンアップに挫折してしまいました)
> パッケージ毎にディレクトリを掘る方法でも、この問題は、あまり解決できな
> いように思います。結局 pkgsrc で頑張るしかないのでは?
パッケージ毎にディレクトリ掘る理由は、
conflictの解決のためでなく、
1.Xのバージョンアップ時等にアプリケーションを再インストールしたくない。
(/usr/X11R6以下にアプリケーションの実ファイルを入れたくない)
2.同じ名前のファイルがあっても総てのアプリケーションを同時に、
コンパイル、インストールだけはできる。
3.どんなファイルが実際にインストールされたか知ることができる。
といった意味合いで使用しています。
conflictの観点だけだと
英語パッケージは/usr/pkg/{bin.lib,share,...}
日本語パッケージは/usr/ja-pkg/{bin.lib,share,...}
等にインストール(link)することで多分解決するはずです。
(/usr以下を英語環境と日本語環境で別パーティションでつくっておいて
環境毎にマウントしなおすぐらいしておけば完璧なんでしょうが、
これはHDD2台にそれぞれ別環境でシステムつくるのとさほど変わらない)
でもディレクトリを掘ってリンクを張る方法に致命的な欠陥があるようなら
さっさと捨てて別の方法を考えるべきなので問題点を示してもらえると助かります。
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大石 修 Osamu Oishi
岡崎国立共同研究機構分子科学研究所 Molecular Assemblies Dynamics
分子集団動力学部門 E-mail oishi@ims1.ims.ac.jp
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