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Re: misc/fd



Tatoku Ogaito wrote:
>  Osamu OISHI <oishi@ims.ac.jp> wrote:
> 
>  > 今pkg/33067を見ていると
> ...
>  > でないとNetBSD-2.Xでcompileできなくなるのは確認できました。
> 
> との事なので、2nd part につけるような変更にするのはどうでしょうか?
> NetBSD/i386(1.6.2_STABLE, 2.1_STABLE, 3.0_STABLE, 3.99.21),
> NetBSD/amd64(3.99.21), NetBSD/alpha, NetBSD/macppc,
> NetBSD/sparc64 (以上 3.0_STABLE)で compile/起動を確認しました。
> # もっとも、i386 の 1.6.2_STABLE と 2.1_STABLE は chroot した環境ですけど。
こちらの方でも動作確認いたしました。
使っている変数の扱いを変えるため、NetBSD-3.0以後とそれ以前では動作が変る恐れがありますが
カーネル自体が変っているので、あまり気にすることもないのかもしれません。
私自身はpkg/33067の代わりにこのpatchでも可です。

> shells/fd2 という話もあるので、とりあえず作ったのを 3rd part に
> つけます。patches/ 以下は、主にしらいさん提供です。
fd-2以後で作者自身のpatchならpkgsrcで変えるよりは
ソースのバージョンアップの方がいいと思いますが、どうでしょうか?


>  > これはbinary配布を行わない場合は領布登録は不要と言っているわけですが、
> 
> ではないようで、その場合でもソースの領布にはあたるので
> ソース領布登録を行うことが望ましいとおっしゃっていると
> 理解しています。

これは、バイナリの領布を行う場合にバイナリの領布登録を行うのとは別に
ソースを領布する場合はソースの領布登録を行って欲しいと言う事で、
NetBSD側がFTP,CD等にソースを置かなければ登録義務は生じないはずです。
#pkgsrcに含まれるpatch自体を『オリジナルのソースを変更するためのソースコード』と
#作者自身が主張する場合はこの限りでは無くなりますけど。
#(法的拘束力が生じるかどうかはわかりません)

misc/moldenなんかだとソース自体を持ってくることができないので
エンドユーザーが自分でソースを取り寄せてmakeすることになり、
fdもこのような扱いにすればバイナリ製作者はエンドユーザー(マシン管理人)と
解釈することは可能です。

patch自体をNetBSDでmakeするための『バイナリ製作者が行うべき変更の一例』とした上で
FD_MAINTAINER="your mail address" make
などでメンテナー自体をエンドユーザーにする環境変数を入れてしまい、
できたバイナリの再配布を不可にしてしまえば
プログラムの使用はエンドユーザーの自己責任になります。

もともと、FDのライセンスは伝統的なUNIX的なものではなく、
プログラムの製作者と使用者が厳密に区別されるDOSやwindows(最近ではlinuxも?)において
プログラムを読めない人のサポートをだれが行うかを指定した物のように見うけられます。
その場合、作者自体が環境を整えられない物に移植してバイナリを作る場合は
移植した人間が責任とってサポートしてくれと言うのは理解できなくもありません。

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大石 修