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NetBSD の暗号コードの輸出について

以前は、 NetBSD の DES 関連コード (KerberosIV 、 bdes コマンドなど) を含む (米国) 国内向け 部分 (バイナリー、ソースとも) は、 米国やカナダから合法的に持ち出すことができませんでした。

2000 年 1 月初頭、米国商務省の輸出管理局 (the Bureau of Export Administration: BXA) は、暗号化ソフトウェアへの規制を含む新しい 輸出規制を発表しました。 新しい輸出規制では、暗号化ソースコードの輸出規制を緩和していますが、 コードを公開するたびに BXA に届け出る必要があります。

NetBSD プロジェクトでは、この規制の詳細を検討しました。 その結果は、次のとおりです:

  • 暗号化にかかわる部分は、依然として 輸出管理規制 (the Export Administration Regulations: EAR) の規制下にあります。
  • これらのソフトウェアを、 キューバ、イラク、リビア、スーダン、北朝鮮、イラン、シリア及び 米国が指定する国でダウンロードしたり、これらの国へ持ち出したり、 米国を経由してこれらの国へ持ち出したりしてはなりません。
  • これらのソフトウェアのダウンロードや使用に際しては、 上記に合意してください。また、あなたが上記の国の国内にいたり、 上記の国の支配下にあったり、上記の国あるいはその国民であってはなりません。

そのほかには、特に輸出に関する制限はありません。