はじめに、あなたがどのホストからも TCP wrapper 経由のアクセスを 拒否されていないことを確認する必要があります。 /etc/hosts.deny と /etc/hosts.allow の tftp のエントリーを調べてください。これらのファ イルで tftp のアクセスを制限している場合、 hosts.deny の tftp のエントリーをコメントアウトするか、 hosts.allow にクライアントのエントリーを追加する必要があります。
次に、クライアントのアーキテクチャー別の序説にあるとおり、 そのアーキテクチャーに必要なファイルをすべて /tftpboot にコピーします。 たとえば、クライアントが sparc で IP アドレスが 192.168.1.10 の場合、次のようにします:
# mkdir -p /tftpboot # cp /export/client/root/usr/mdec/boot /tftpboot/C0A8010A.SUN4C
注意: いくつかの tftp デーモンは /tftpboot への chroot をサポートしませんので、 bootparams、 bootpd、 または dhcpd に ブートローダーの完全なパスを与える必要があります。 ネットワークからうまくブートできないことで悩まないよう、あらかじめ tftp(1) クライアントをテストに使うことをおすすめします。
もし、どうしても失敗する場合は、 /tftpboot/C0A8010A.SUN4C へのリクエストが chroot された tftpd 上でうまくいくように ディレクトリーを設定するとよいかもしれません。
# cd /tftpboot # ln -s . tftpboot
NetBSD での tftpd の設定
OpenBSD での tftpd の設定
FreeBSD での tftpd の設定
Mac OS X と Darwin での tftpd の設定
Linux での tftpd の設定 (inetd.conf を使用)
Linux での tftpd の設定 (xinetd.conf を使用)
NEXTSTEP での tftpd の設定
HP-UX での tftpd の設定
[もし、これら以外のプラットフォームについて詳しくご存じなら、 ぜひお知らせください]
tftp dgram udp wait root /usr/libexec/tftpd tftpd -s /tftpboot
この tftpd は、任意の unix マシンを使って次のようにテストできます:
# tftp tftpserver.test.net tftp> get C0A8010A.SUN4C Received 683 bytes in 0.3 seconds tftp> quitここでは、sparc のカーネル名 C0A8010A.SUN4C を使って ファイルをゲットするテストをしています。
nfs の設定に進む。
tftp dgram udp wait nobody /usr/libexec/tftpd tftpd /tftpboot
この tftpd は、任意の unix マシンを使って次のようにテストできます:
# tftp tftpserver.test.net tftp> get C0A8010A.SUN4C Received 683 bytes in 0.3 seconds tftp> quitここでは、sparc のカーネル名 C0A8010A.SUN4C を使って ファイルをゲットするテストをしています。
nfs の設定に進む。
tftp dgram udp wait nobody /usr/libexec/tcpd tftpd /private/tftpboot
この tftpd は、任意の unix マシンを使って次のようにテストできます:
# tftp tftpserver.test.net tftp> get C0A8010A.SUN4C Received 683 bytes in 0.3 seconds tftp> quitここでは、sparc のカーネル名 C0A8010A.SUN4C を使って ファイルをゲットするテストをしています。
nfs の設定に進む。
tftp dgram udp wait nobody /usr/sbin/tcpd in.tftpd /tftpboot
この tftpd は、任意の unix マシンを使って次のようにテストできます:
# tftp tftpserver.test.net tftp> get C0A8010A.SUN4C Received 683 bytes in 0.3 seconds tftp> quitここでは、sparc のカーネル名 C0A8010A.SUN4C を使って ファイルをゲットするテストをしています。
状況によっては、 tftp サーバーに静的な ARP エントリーを指定する必要があります。クライアントが tftp でブートローダーを取得しようとして、 取得がまったくできない場合は、これが必要かもしれません。 この現象が起きるのは、 tftpd が Linux サーバーで動いている場合のようです。 Linux では、以下のようにして ARP エントリーを追加します。
# arp -s 192.168.1.10 aa:bb:cc:dd:ee:ff引数の IP アドレスと MAC アドレスは、いずれもクライアントのアドレスです。
nfs の設定に進む。
service tftp { socket_type = dgram protocol = udp wait = yes user = tftp server = /usr/sbin/in.tftpd server_args = -l /tftpboot only_from = client.test.net }
この tftpd は、任意の unix マシン (only_from 行に書かれているものとします)を使って次のようにテストできます:
# tftp tftpserver.test.net tftp> get C0A8010A.SUN4C Received 683 bytes in 0.3 seconds tftp> quitここでは、sparc のカーネル名 C0A8010A.SUN4C を使って ファイルをゲットするテストをしています。
状況によっては、 tftp サーバーに静的な ARP エントリーを指定する必要があります。クライアントが tftp でブートローダーを取得しようとして、 取得がまったくできない場合は、これが必要かもしれません。 この現象が起きるのは、 tftpd が Linux サーバーで動いている場合のようです。 Linux では、以下のようにして ARP エントリーを追加します。
# arp -s 192.168.1.10 aa:bb:cc:dd:ee:ff引数の IP アドレスと MAC アドレスは、いずれもクライアントのアドレスです。
nfs の設定に進む。
tftp dgram udp wait root /usr/etc/tftpd tftpd -s /private/tftpboot
この tftpd は、任意の unix マシンを使って次のようにテストできます:
# tftp tftpserver.test.net tftp> get C0A8010A.SUN4C Received 683 bytes in 0.3 seconds tftp> quitここでは、sparc のカーネル名 C0A8010A.SUN4C を使って ファイルをゲットするテストをしています。
nfs の設定に進む。
tftp:*:9999:9999:tftp server:/tftpboot:/bin/false
tftp dgram udp wait root /etc/tftpd tftpdHP-UX 10 では、 /etc/tftpd は /usr/lbin/tftpd にします。
この tftpd は、任意の unix マシンを使って次のようにテストできます:
# tftp tftpserver.test.net tftp> get C0A8010A.SUN4C Received 683 bytes in 0.3 seconds tftp> quitここでは、sparc のカーネル名 C0A8010A.SUN4C を使って ファイルをゲットするテストをしています。
nfs の設定に進む。
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