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pkgsrc: NetBSD パッケージコレクション

BSD daemon

pkgsrc について

NetBSD パッケージコレクション (pkgsrc) は、 NetBSD その他の UNIX-like システム上でのサードパーティー製ソフトウェア構築用の枠組で、 現在 8000 を超えるパッケージがあります。対応プラットフォーム上で、 自由に利用可能なソフトウェアの configure および構築を容易にすることができるよう使われています。

最新の安定版枝: pkgsrc-2012Q3

最新ニュース

19 April 2010 - pkgsrc-2010Q1 リリース

pkgsrc 開発者陣は、pkgsrc-2010Q1 枝を発表できることを喜ばしく思います。 今回の四半期毎の枝では、既存パッケージの更新にくわえ、 新規パッケージを多数提供しています。 また、pkgsrc の基盤自体の改良もおこなわれており、 プラットフォームおよびコンパイラー対応が改善されています。

さらなる情報については、 リリース声明 をご覧ください。

31 January 2010 - pkgsrc-2009Q4 リリース

pkgsrc 開発者陣は、pkgsrc-2009Q4 枝を発表できることを喜ばしく思います。 今回の四半期毎の枝では、既存パッケージの更新にくわえ、 新規パッケージを多数提供しています。 また、pkgsrc の基盤自体の改良もおこなわれており、 プラットフォームおよびコンパイラー対応が改善されています。

さらなる情報については、 リリース声明 をご覧ください。

13 October 2009 - pkgsrc-2009Q3 リリース

pkgsrc 開発者陣は、pkgsrc-2009Q3 枝を発表できることを喜ばしく思います。 今回の四半期毎の枝では、既存パッケージの更新にくわえ、 新規パッケージを多数提供しています。 また、pkgsrc の基盤自体の改良もおこなわれており、 プラットフォームおよびコンパイラー対応が改善されています。

さらなる情報については、 リリース声明 をご覧ください。

26 July 2009 - pkgsrc-2009Q2 リリース

pkgsrc 開発者陣は、pkgsrc-2009Q2 枝を発表できることを喜ばしく思います。 今回の四半期毎の枝では、既存パッケージの更新にくわえ、 新規パッケージを多数提供しています。 また、pkgsrc の基盤自体の改良もおこなわれており、 プラットフォームおよびコンパイラー対応が改善されています。

さらなる情報については、 リリース声明 をご覧ください。


pkgsrc のダウンロード

ドキュメンテーション

対応プラットフォーム

pkgsrc には、これらのオペレーティングシステム用のソース配布および バイナリー配布の両形態があります。 必要なソースまたはバイナリーを取ってくれば、 すぐに pkgsrc で作業を始めることができます。

Table 1. pkgsrc が対応しているプラットフォーム

プラットフォーム 対応した日
NetBSD 1997 年 8 月
Solaris 1999 年 3 月
Linux 1999 年 6 月
Darwin (Mac OS X) 2001 年 10 月
FreeBSD 2002 年 11 月
OpenBSD 2002 年 11 月
IRIX 2002 年 12 月
BSD/OS 2003 年 12 月
AIX 2003 年 12 月
Interix (Microsoft Windows Services for Unix) 2004 年 3 月
DragonFlyBSD 2004 年 10 月
OSF/1 2004 年 11 月
HP-UX 2007 年 4 月
QNX 2007 年 10 月
Haiku 2010 年 9 月

バイナリー配布

pkgsrc で提供しているバイナリーパッケージを使えば、 ソースからすべてのものをコンパイルする必要はありません。NetBSD には、 バイナリーパッケージ管理用のツールがあらかじめ附属しています。 他のプラットフォームでは、パッケージ管理ツールをインストールするために、 pkgsrc をブートストラップする必要があります。 パッケージの一覧は、 ここ で見られます (バイナリーパッケージへのリンクもあります)。

バイナリーパッケージは、ftp.NetBSD.org とミラーサイト/pub/pkgsrc/packages/ ディレクトリーにあります (詳細は the pkgsrc guide をご覧ください)。 お使いのプラットフォームに、バイナリーパッケージ管理用のツールがない場合、 あるいはツールが古すぎる場合は、バイナリーパッケージと同じ場所にある bootstrap.tar.gz というアーカイブにツールが入っています。 このアーカイブは、/ ディレクトリーに展開する必要があります。 展開後は、/usr/pkg/sbin/pkg_add を実行してバイナリーパッケージをインストールすることができるようになります。 詳しい説明は、the pkgsrc guide をご覧ください。

ソース配布

pkgsrc の tarball を FTP でダウンロードするか、 以下のように AnonCVS で最新のソースをチェックアウトすることができます:

# cvs checkout -rpkgsrc-2012Q3 pkgsrc

(AnonCVS サービスの使いかたについては、 NetBSD GuideFetching by CVS 節をご覧ください)。

ソースのダウンロード・展開後、ブートストラップキットのインストールは、 以下のようにするだけの単純なものです:

# cd pkgsrc/bootstrap
# ./bootstrap

デフォルトでは、 prefix/usr/pkg に、 パッケージデータベースディレクトリーは /var/db/pkg になりますが、 これらはコマンドラインで変数を使って変更可能です (利用可能なオプションは、 ./bootstrap --help で見られます)。

NetBSD 以外のシステムで pkgsrc を使う際には、 NetBSD の make を実行するために、 make ではなく bmake コマンドを使うことに注意してください。これは pkgsrc の適切な操作のために必要なのです。 pkgsrc ドキュメンテーション中の makebmake に読み替えてください。