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Re: (6bone-jp 721) NetBSD BOF



細かいことばかりですが、ちょっと補足しときます。

>>>>> On Sun, 22 Aug 1999 15:03:50 +0900, 
>>>>> HEO SeonMeyong <seirios@Matrix.iri.co.jp> said:

> 	o pim6sdは標準で/usr/local/v6/etc/pim6sd.confを読み込む。
> 	  このpim6sd.confに必要な設定を書き込む。
> 	  なお、pim6sdを起動する時にこの設定ファイルが無くてもWarningが出
> 	  るだけで、pim6sdは動作する。
> 	  なお、このpim6sd.confで、Multicastのfilterも記載できるので、必要
> 	  に応じてfilterを記載する事。

Multicastのfilterって何を指しているのかはっきりしませんが、現在の
pim6sdでは、あるインタフェースをまるごとdisableにするという程度の粗い
filteringしかできません。

一方、pim6ddではadministratively scoped filter(指定した範囲のマルチキャ
ストを指定したインタフェースに出さないようにする)が書けます。

> 	末尾に、正しく動作している場合のpim6statの結果を掲載する。

これ、ないみたいだけど…。

> Multicast Application
> 	o KAMEは標準状態でnet.inet6.ip6.defmcasthlim = 1つまり、Multicast
> 	  のHopLimitを1として設定されている。
> 	  HopLimitは経由できるRouterの数だが、今回のような場合、HopLimitを
> 	  変更する必要がある。
> 	  今回は、pim6sdでfilterされている事を期待し、HopLimitを64にした。

ここも「pim6sdでfilterされている」の意味がよくわかりませんが、WIDE
6boneで動かしてるpim6sdでは、特別なfilterはかけてません。一応、WIDE 外
の組織に間違って出してしまわないように、NLAの境界になっているインタフェー
スをdisableにはしてありますが…

ちなみに、PIM SMの場合は、流れるべきところ(listenerがいるところ)にしか
流れていかないので、listenerが誰もいない細い線にストリームを流してしまっ
てあふれさせるのが嫌、とかいう意味でHop Limitを絞る意味はあんまりあり
ません。
#もちろん、multicast routerの実装がちゃんとしてればの話ですが。

				神明 達哉 (jinmei@isl.rdc.toshiba.co.jp)
				株式会社 東芝  研究開発センター
				通信プラットホームラボラトリー