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Re: Ports/i386/faq.list
佐藤@東京理科大学です。
kano@na.rim.or.jp (OKANO Takayoshi) wrote
in <200412211522.AAA48713@shell.rim.or.jp>:
k> 多くの 386 マザーボード (および CPU) は、原始的すぎて CPU
(snip)
k> +キャッシュのコヒーレンシーにまで配慮できないため、
k> +DLC はなんらかのバスデバイスによって bus hold 信号がアサートされた
k> +(バスマスターのトランザクションが進行中であることを示す)
k> +時には常にキャッシュをフラッシュすることが必要です。
k> +この結果、速度とキャッシュの完全なコヒーレンシーとを天秤にかけることになります。
SAITOH Akinori <saitoh@ist.osaka-u.ac.jp> wrote
in <41C7AC5F.8070502@ist.osaka-u.ac.jp>:
s> 多くの 386 マザーボード (および CPU) は、原始的すぎて CPU
s> キャッシュのコヒーレンシーにまで配慮できないため、
s> DLCはなんらかのバスデバイスによってbus hold信号が
s> がアサートされた(バスマスターのトランザクションが進行中かもしれないこと
s> の兆候)時
s> には常にキャッシュをフラッシュすることが必要です。
s> この結果、速度とキャッシュの完全な一貫性とを天秤にかけることになります。
趣味の問題かも知れませんが、言い回しも含めて
いくつか変えた訳をつくってみました。
|多くの 386 マザーボードは CPU のキャッシュ一貫性を保つ機能を備えていないため、
|バスに接続されたデバイスから bus hold 信号がアサートされた時 (これはバスマスタ
|トランザクションが進行中である可能性を示す) は常に、DLC のキャッシュを
|フラッシュしなければなりません。これはキャッシュ一貫性を完全に維持できる反面、
|速度低下の大きな要因になります。
コヒーレンシーという術語は、カタカナで書かれるよりも整合性、あるいは
一貫性という日本語で書かれる方が多いような気がします。
また、i386 の場合、HLDA の応答を返すまでローカルバスの制御は外部の
バスマスタに移らないので、potentially の訳を落すべきではないでしょう。
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| 佐藤 広生@東京理科大学
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